【男性編】出会い系マッチングサイトで返事がもらえるメールの書き方。その内容や例文、テクニック、注意点やNG集なども出会い系アッチングアプリ体験者が丁寧に解説していきます。
・メールに対する女性の目は厳しい!
まず、理解しておいてもらいたいのが「メールに対する女性の目は厳しい!」ということです。男性はあまりピンと来ないでしょうが、出会い系マッチングサイトにおいて女性は女性というだけで毎日のようにたくさんのメールを受け取ることになります。
つまり、いろいろな男性から次から次へとメールが送られてくるわけですね。女性にメールを送る側である男性はそんなこととはつゆ知らずメールを送っているのです。
男性にしてみれば「メールがたくさん来るなんてありがたい!」と思う部分もあるかもしれませんが、女性にとって出会い系マッチングサイトのメールというのはどちらかというとうんざりするものが多いんですね。というのも、出会い系マッチングサイトに限らず出会いの場においては限られた女性に男性が群がるという構図になりやすい傾向にあります。
女性が少なく、男性が多くなりやすいということでもあるのですが、女性にしてみれば選択肢が豊富な分、見る目も厳しくなるのです。それに加えて、出会い系マッチングサイトで男性が送ってくるメールというのはみんな似たり寄ったりです。あまり考えずに、勢いでメールを送っていませんか?
確かに直感も大切ではありますが、あまり考えられていないメールというのは雑な感じが伝わってしまいますし、他の男性との差別化も図れません。
「とりあえずメールを送ればOK」というのはあまりにも甘すぎる考え方ですので、今すぐ捨ててください。女性から返事がもらえるようになって、それが初めての第一歩となるのです。男性陣はメールひとつとっても、これから厳しい戦いに挑むのだという覚悟を持っていきましょう。
・女性から返事をもらいたいならとにかく丁寧にメールを書くこと
女性から返事をもらいたいなら、とにかく丁寧にメールを書くことです。「いいな」と思う女性を見つけたら、焦ってメールを送るという方は少なくありません。焦ってしまう気持ちもわからなくはないのですが、メールを送るのがちょっと遅れたくらいでその女性がいなくなってしまうわけではありません。
焦ってくだらないメールを送るよりは、少し時間をかけてでも丁寧なメールを書いたほうが返信率はぐっと上がってきます。ただし、丁寧なメールを書く上でもいくつか押さえておきたいポイントがあります。
【挨拶から入る】
言葉遣いを丁寧にするのは大前提として、挨拶を忘れないようにしましょう。初めてやり取りをする相手にメールを送るのですから、これは当たり前ですよね。挨拶なしで本題に入ったのでは、それだけで常識がない人と見なされてしまいます。
【自己紹介は簡潔に】
挨拶をしたら簡単な自己紹介です。自分のことをわかってほしいという気持ちはよくわかるのですが、だからといって延々と自分語りをしてしまうと相手の女性も引いてしまいます。初対面の相手に自分のことを延々と話すというのは、客観的に見てもおかしなことですよね。
自分がどのような人間なのかを伝えることは大切なのですが、それが長々と続いてしまってはいけませんので1文か2文くらい、多くとも3文程度に抑えておきましょう。
【メールをした理由を述べる】
挨拶、自己紹介が終わったら、なぜメールをしたのかを述べます。例えば、趣味が同じで気になったのであればその旨を伝えましょう。もちろん、「なんとなく」ということもあるとは思うのですが、女性にしてみれば「なんとなくなら私じゃなくてもいいよね」という感じになってしまいます。「理由があってあなたを選んだんですよ」ということを伝えることが大切です。
【最後は質問でしめる】
そして、最後は質問でしめるようにしましょう。質問は、相手の好きなものについてがいいかと思います。音楽が趣味の女性なら「おすすめの曲はありますか?」、料理が好きな女性なら「○○をおいしく作る方法、知ってますか?」という感じです。好きなもの、興味のあるものへの質問であれば、それだけで返信率もぐっと上がりますし、「質問されたから人として答えなければ」という心理も働きます。
さて、ではこれらのポイントを押さえた例文もご紹介しておきましょう。
「はじめまして。
○○市で△△をしている◇◇です。
音楽が趣味ということで、気になってメールをしました。
私も音楽が好きなのですが、最近は新しいジャンルも開拓してみようと思っています。
◆◆さんは××が好きとのことなのですが、××でおすすめの曲はありますか?」
もちろん、あくまでも例文なのでボリュームは前後しても問題はありません。ただ、いきなり長文を送りつけてしまうとそれだけで女性はプレッシャーを感じてしまいます。内容的にもボリューム的にも重たくならないように気を付けていきましょう。
・女性に響くテクニックとは?
メールを丁寧に書くことが大切だという話をしましたが、それにプラスしてふたつのテクニックを実践してみましょう。ふたつのテクニックというのは、「共感」と「褒め」です。これらを実践することで、より女性に響くメールを書くことができます。
【共感の姿勢を見せる】
男性にはイマイチわかりにくい部分かもしれませんが、女性は男性が思っている以上に共感を重視する傾向にあります。例えば、女性から相談を受けたときに男性がアドバイスをしたら女性のリアクションが芳しくなかったという話はよく見聞きするものですよね。
もちろん、実際にアドバイスを求めることもあるでしょうが、基本的には共感してほしくて相談をしているというケースは少なくありません。女性はそれほどまでにコミュニケーションにおいて共感を重視するのです。だからこそ、女性同士のやり取りでは「わかる〜」「そうだよね〜」という言葉が飛び交うわけですね。
出会い系マッチングサイトのメールにおいても、共感の姿勢を見せるかどうかで女性の反応は違ってくるはずです。共感する際にはネガティブな方向ではなく、「○○っていいですよね〜」という形で女性の好きなものや興味のあるものを肯定するような形で入るのがいいでしょう。
【女性を褒める】
もうひとつのテクニックが女性を褒めるというシンプルなもの。しかしながら、ただ褒めればいいというものではありません。いわゆるセクハラになるような褒め方はいけませんし、他の男性からもよく褒められるであろうところを褒めたのでもいけません。
大袈裟な言い方をすると、それこそ女性が初めて自分の新たな一面に気づくぐらいの褒め言葉がいいですね。男性は思ったことをそのままストレートに表現してしまう部分があるのですが、女性は褒め言葉にも敏感です。褒め方に引っかかりがあると、女性はそれで警戒心を高めてしまうでしょう。
嫌らしい感じにもならず、嫌味な感じにもならず、意外性のある褒め言葉を考えるのはなかなか大変です。ただ、大変な分、その褒め言葉が女性に響くと女性との距離はぐっと近づきます。
・出会い系マッチングサイトでメールを書くときの注意点とNG集
出会い系マッチングサイトでメールを書くときの注意点なのですが、一方的にならないことです。一方的というのは言い換えれば、相手の女性のことを考えていないという状態です。
「我が我が」という感じがひしひしと伝わってくるようなメールには、誰だって返信をしたくないものです。言葉遣いが悪い、挨拶も自己紹介もすっ飛ばしていきなり本題に入る、自分のことばかり話す、長いメールで質問攻めにする、何が言いたいのかわからない……どれもこれも相手の女性のことを一切考えていないからこそ。相手のことを考えれば、相手が不愉快になるようなメールは送れないはずです。
では最後にNG集ということでNG例と何がいけないのかをご紹介しておきたいと思います。
「やっほ〜!今ヒマ?」
→ ノリが軽すぎますし、何よりも常識がなく失礼です。ただ、こういったメールが多いのも事実。学生さんであればまだわかりますが、いい年した大人からこういうメールが送られてくると、女性は絶望感を抱きます。みっともないです。
「はじめまして。○○と申します。〜県〜市で〜をしていて、〜大卒です。家族構成は〜で、結婚相手を探しています。自分の理想は〜で〜な女性です。」
→ 言葉遣いは丁寧でも、内容が一方的です。女性にしてみれば「いやいや、そんなこと聞いてないんだけど?」と戸惑ってしまいますし、内容的にも重たいです。よく知らない相手にいきなり送るような内容ではありません。
「はじめまして。○○です。〜市ということですが、どのあたりですか?どれくらい恋人いないんですか?どういう男性がタイプですか?背が低くても大丈夫ですか?」
→相手の女性のことを知りたいという気持ちはよくわかるのですが、質問攻めでは女性も戸惑いますし、恐怖感を抱いてしまう可能性があります。コミュニケーションにおいてトゥーマッチはNGです。
「はじめまして。私は〜をしています。好きなものは〜です。」
→ 「話をしたい」と言う割には、話題の提供を女性任せにする男性も少なくありません。やり取りをしたくて男性が自らメールをしているのであれば、男性のほうがリードすべきです。知らない男性からこういうメールが送られてきても女性は「だから?」としか思いません。気持ち悪さを感じることさえあるでしょう。要注意です。