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不倫したい人必見!不倫のメリット・デメリット
不倫を題材にしたドラマや映画が増えていることもあり、不倫をしたいという方もいるかもしれませんね。確かに不倫には不倫でしか得られないメリットがあるかもしれませんが、デメリットもあります。不倫に限ったことではないのですが、その一部分だけを見て判断するのはとても危険です。
不倫のメリットとは?
不倫をする方が後を絶たないのは、やはり不倫にメリットがあるから。では、具体的に不倫にはどのようなメリットがあるのでしょうか?まずは、不倫のメリットについて考えていきたいと思います。
【スリルがある】
実際に不倫をする方というのは、とても多い傾向にあります。そういった方が不倫の何に惹かれているのかというと、やはりスリルなんですね。言うまでもなく、不倫というのはいけないことです。昔の日本であれば不倫というのは罪として罰せられていたくらいです。
ただ、そういういけないことほどスリルがあって、したくなってしまうというタイプはいつの世も一定数存在するものです。学生時代に髪を染めてはいけないのに髪を染めてみたり、スカートを短くしてはいけないのにスカートを短くしてみたりした方もいるでしょうし、夜中にラーメンやスイーツを食べたりしたことのある方もいるでしょう。
いけないとはわかりつつもついついやりたくなってしまうのです。いけないことをあえてするスリルや背徳感というのは、不倫の醍醐味なのかもしれません。不倫に対して否定的だった方でも、実際にそのスリルや背徳感を知ったことでのめり込んでしまうケースもあるのです。
【一瞬でも幸福感を味わえる】
不倫ではそれが仮に一瞬のものであっても、幸福感を味わうことができます。お互いに好意があってこその不倫になりますので、そこにはお互いに思いが通じ合っているという幸福感が出てきます。
不倫の場合、愛情表現がお互いにオーバーになりやすい傾向にありますので、相手に好意を向ければ、わかりやすいくらいに相手からも好意を返してもらえます。お互いにわかりやすすぎるほどの好意のキャッチボールができるからこそ、よりいっそう不倫が盛り上がるわけですし、幸福感も増すわけです。
特に、恋愛における幸福感といったものがない生活、本人としては心の渇きを感じるような生活が長いと一瞬でもその幸福感を体感することによって虜になってしまうのです。
例えば、ダイエットで食事制限をしているとします。好きなものをずっと我慢していたのに、ふとしたときに気が緩んでしまって大好物を口にしてしまいました。もともと大好物ということもありますが、我慢していたからこその美味しさというのは今まで以上のものになっているかと思います。
そこから我慢できなくなって、ダイエットが失敗してしまうというのはよくある話です。一瞬でもその幸福感を味わってしまったからこそ、逃れられなくなってしまうわけですね。まさに不倫は禁断の果実なのです。
【不倫でしか出会えない相手がいる】
少し現実的な話になりますが、不倫でしか出会えない相手というのも確実に存在します。例えば、社会的地位のある人が最初から割り切った関係、いわゆる愛人を探しているということはままあります。
世間体のために結婚をしたものの家庭が冷え切っているようなこともありますし、家庭が円満でも楽しみたいということもあるでしょう。結婚相手や恋愛相手というよりは、最初から不倫相手を探しているというケースもあるのです。
そういう相手との不倫であれば、それこそ夢のような時間を過ごすことができるでしょう。豪華な食事に綺麗なホテルと最高級のもてなしを受けられるかもしれませんね。
また、社会的地位などに関係なく、年齢的な問題もあります。ある程度の年齢になってくると「とりあえず」という形で結婚をする方も少なくありません。半分妥協するような形で結婚して、結婚後に理想の相手と出会ってしまうというパターンもあるわけですね。
女優の葉月里緒奈さんは過去に真田広之さんとの不倫が報じられましたが、その際に「好きになった方に家庭があっただけ」という名言が話題になりました。好きになった相手に家庭があって、それでもお互いに好きな気持ちを止められないのであれば不倫に至ってしまいます。これも言い換えれば、不倫でしか出会えない相手なのです。
【自信がつき、魅力的になれる】
不倫でも「愛されている」という実感が得られると、それが自信につながり、より魅力的になれるという部分もあります。特に女性は男性から大切にされているかどうかで、見た目の印象も違ってきます。実際に不倫をするようになってから、モテるようになるという話もあります。
不倫のデメリットとは?
先では不倫のメリットについてお話しましたが、言うまでもなく不倫にはデメリットもあります。実際に不倫をして「不倫にメリットがいくつかあっても、それ以外はすべてデメリット」だと体感しているような方もいます。不倫において、そのデメリットは絶対に無視できないものなのです。では、具体的に不倫のデメリットについて触れていきたいと思います。
【報われない】
不倫というのは、基本的に報われないものです。少し前に鈴木杏樹さんと喜多村緑郎さんの不倫が報じられましたが、鈴木杏樹さんのコメントの中には「独り身になるつもりでいると聞いて」という文言がありました。この文言を見聞きして、誰もが「不倫男の常套句だ」と思ったことでしょう。
口では「別れる」と言いながら、関係を継続させるというパターンは不倫においてはある意味で定番、王道となっているわけですね。もちろん、実際に離婚をしてから一緒になるというケースもあるでしょうが、それで幸せになれるかというとそうとは限りません。
皮肉にも不倫だからこそうまくいっていたということもあり得ます。このように考えていくと、不倫で報われることはほぼないのです。最初から報われないものとわかっていても、関係が深まっていき、思いが募れば、相手に期待を抱いてしまいます。
報われないのがわかっているのに期待をしてしまうことほど苦しいことはありません。だからこそ、不倫をして一瞬の幸福感を得られてもそれ以上の不安を抱くことになりかねないのです。
【周りからの理解を得られない】
また、不倫というのは周りからの理解をなかなか得られないものです。ここ最近、特に芸能界での不倫報道が続いており、そのたびに世間からは厳しい声が寄せられています。コメンテーターの方のコメントも厳しいものが多いですよね。
不倫をテーマにした作品が多い一方で、実際の不倫には厳しいのです。そのため、不倫をしているからこその悩みなどを打ち明けようとしても、そもそも不倫していることを打ち明けられない可能性が高いです。
それまで仲良くしていた相手でも、不倫をしているとわかった途端に露骨に距離を置かれるかもしれませんし、場合によっては変な形で噂が広がってしまうかもしれません。
だからこそ、匿名性を保ったままインターネット上に不倫についての書き込みをするような方が多いわけですね。不倫というのは報われないからこその不安を抱えることになりますし、相手への思いが募れば募るほど苦しくなっていきます。
そういった胸の内を誰かに打ち明けたいと思っても、不倫だからこそ周りからの理解を得られず、打ち明けることもできず、ひとりで苦しみ続けることになります。
同じような悩みでも一般的な恋愛相談であれば嬉々として相談に乗ってくれる方もいるでしょうが、不倫だとわかった途端に相談に乗ってくれる方というのは激減するのです。弱っているからこそ、ただ話を聞いてほしい、慰めてほしいだけなのに逆に不倫について責め立てられるようなこともあるかもしれません。
【慰謝料請求を含め復讐される可能性がある】
不倫による慰謝料請求というのは、今や当たり前のことです。慰謝料を請求するためにとことん証拠を集めるという方は少なくありません。慰謝料請求だけで済めばまだマシなほうで、場合によっては高額な慰謝料請求以上の復讐をされる可能性もあります。
職場や近所に不倫の話を広められて引っ越しをせざるを得ないような状況になってしまうかもしれませんし、自分が不倫で相手の家庭をめちゃくちゃにしたように今度は相手から家庭をめちゃくちゃにされてしまうかもしれません。因果応報ではありますが、さまざまな形での復讐を受けて心底「不倫なんてするんじゃなかった」と後悔している方がいるのもまた事実です。
【たくさんの人を不幸にしてしまう】
そして、不倫におけるもっとも大きなデメリットはたくさんの人を不幸にしてしまうという部分です。不倫というのは男女関係のひとつの在り方ではあるものの、そこに家庭があるからこそ大きな問題になってきます。
家庭を持つというのは大きな責任を持つことでもありますし、そう考えると不倫はその大きな責任を放棄することでもあります。家庭ではなく、男女の関係を優先したとなってくると世間的にも見方は厳しくなります。
実際に、親が不倫をしたせいで子どもが学校でいじめられるというケースも起こっています。親にとって子どもに害が及ぶのはもっともつらいところです。
不倫によって親子関係も夫婦関係も、さらには両親や義理の両親との関係も崩壊していきます。一瞬の幸福感、快楽を優先してしまったがために、すべてを失うことになるのです。
冷静になって考えれば不倫の代償がそれだけ大きいことは誰にでもわかるはずなのですが、それを忘れさせる、もしくは考えないようにさせるのが不倫の罪深いところです。
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